ムートン97を飲む

  • chateau mouton rothschild 1997, ¥11,113-: もう説明はいらんでしょう。ムートン97年です。悪い意味でショックでした。色は赤にややオレンジ色がかかっていて、縁はまさにオレンジがかった色。赤色も濃く、血のよう。こぼれたワインの跡はまさに血でした。香りは、!、なんと、チリワインと同じだ!。猫の小便というか、表現が悪いので、カベルネの香りということにして、カベルネの香りだ。これは、2000円ぐらいのワインとかわらんよう。とほほ。かわりに味は強い。ぐぐっときて、消えていくなんてことはなくて後まで残る味です。でも、香りを重視する僕としては、これは納得いかない。どう考えてもバアンのほうが旨い、というか香りがよい。うーむ。これはどういうことだろう?保存が悪くて、もとよりかなり悪くなってしまったのだろうか。もともと高級ワインとはこんなもの、ということなのか。チリワインと違って香りが強すぎない、という点では非常に良いのだけど、他にいい香りがするわけでもなかった。でも、飲み飽きるってことがなかったので、やはり良いワインだったのかも…。うーむ。今後はバアン5000円をCPのバランスの基準にすることとしよう。これより高くて、これより旨くないものは却下です。つーことで、ムートンも却下。マルゴーも期待できんかもなぁ。NP 85点。